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スキンケア / スカルプケア / スタッフのつぶやき

私の街

2023年9月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

60歳を迎えた頃から「市政だより」を何となく読むようになりました。
私の住む街を知る&好きになることが出来るツールです。そのひとつに“家庭ゴミ”について。
福岡市のリサイクル率は政令都市(人口50万人以上で、現在20市が指定されている)の中でも
トップクラスです。さらに、家庭ごみの収集は夜中に行っているので、交通渋滞を避けれます。
市民としては朝の忙しい時間にゴミを出す手間が省ける、朝の景観が守られるとのことで、
市政アンケートでは98%満足という結果に。私も少しでもリユース(再利用)して修理をし、
使えるものは最後まで使い続けたいと思います。ミル・レーヴのご愛用者さまにもご協力いただき、
商品納品時の箱を利用してのお届けをご了承いただき、大変感謝しております。自分くらいと思わず、
微力ながら限りある資源を大切に、地球に優しい暮らしを心掛けたいと思います。
(オオタマミコ)

野見山暁治氏

2023年9月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

今年2月、福岡県立美術館へ出かけてました。日曜美術館ドキュメンタリー番組で、
福岡県糸島市に在るアトリエでの画家“野見山暁治”さんの姿を拝見し、百歳を過ぎてなお静かに絵を描き続け、
飄々としたそして穏やかな雰囲気に惹かれていました。展覧会の受付で談笑されている情景が
印象的で覚えています。今年、6月22日に旅立たれ、102歳の人生に幕を下ろされています。
1920年生まれ、私の父と同世代です。やはり満州で兵役に就かれ、後に結核で日本に送還され、
療養所で終戦を迎えたそうです。出征前日、当時祝いの場でもあった宴会の席で
「(前略)私は日本に生まれた世界の市民です。(後略)」と思わず語られたと記事がありました。
戦後、キャンバスに向かいながら窪島誠一郎氏と戦没画学生の遺族を訪問、作品の収集をし、
1997年『無言館』開館に尽力されました。「天性の言葉の感度」と評された本も、
いつか拝読したいと思っています。
(イッコウ)

和菓子の楽しみ方

2023年9月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

どっちかというと、和菓子より洋菓子派だった私ですが、最近は和菓子から季節を感じる楽しみを覚えました。
きっかけは、6月に食べる“水無月”。6月30日に夏越の祓え(蒸し暑くなる前に、一年の半分の穢れを落とし、
後半の半年間を健康に過ごす)のために食べるそうです。1年の間に、花びら餅、うぐいす餅、桜餅、柏餅、
水羊羹、栗菓子等々。和菓子から季節を楽しむのは2通りあり、その季節だけに作られる和菓子と季節を表す
和菓子があります。お餅と葛餅が大好きな私は、どうしても買うのは決まっているのですが、
和菓子店をのぞいてみると、季節を表現した和菓子が短い期間で移り変わり、その多彩さ、
感受性の豊かさに驚かされます。各土地にしかない和菓子や、祭事の際の特別な和菓子もありますので、
旅行の楽しみ方に和菓子も追加してみようと思います。
(サカイミワ)

残念な生き物

2023年9月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

夏休みの自由研究的な気分で『残念な生き物事典展』に行ってきました。
残念な生き物事典は、生き物が進化した結果得たちょっとした残念な特徴について紹介されています。
思わず笑ってしまうような生き物たちの秘密を知ることが出来ましたが、
中でもインパクトのあったキャッチコピーは、「チンチラは濡れたら、もう乾かない」です。標高が高く、
寒冷な地域に棲むチンチラは、あまりの毛の密度により一度濡れてしまうと自然に乾くことはないそうです。
しかし、一見残念に思える特徴であっても、進化というのは生物が環境に適応し、生存してきた証です。
大きく進化した人間にも生物的に残念な特徴が多くみられるそうですが、現在の地球全体の異常気象を考えると、
人間が進化した結果については、考えさせられます。
(オオタヨウスケ)

ソール・ライター展へ

2023年9月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

ラジオでとても興味をそそられる紹介をされていた写真展へ行って来ました。
有名ファッション誌も撮っていたようですが、ニューヨークの街角の普通の人々のさりげないショットが
得意だったようで、どれもとても色彩豊かで見惚れてしまう写真ばかり。圧巻だったのは展示の最後に、
死後に彼のアトリエから出てきた大量のフィルムを、壁一面の巨大なスクリーンにスライドショーで
映し出した演出。シャッター音とともに次々に写真が映し出されます。
スクリーンの前の椅子に座っていつまでも眺めて、なかなかその場を離れることが出来ませんでした。
今はデジタルで何もかも修正が出来ますが、さすが「カラー写真のパイオニア」、50年以上前の風景や
人々がまとう服の色がなんとも鮮やかで美しかったです。
猛暑で外を出歩くことはなるべく避けたい夏、涼しい室内で眼福を味わえる写真展、お薦めです。
(アソウ)

 

 

一針一針

2023年8月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

一日の中で、食事の時間は楽しみなひと時。毎回ランチョンマットとお箸置きを選ぶのもイイ時間です。
約30年前から、何かの折に手縫いのランチョンマットを贈ってくれる友人がいます。暑中御見舞いにと、
風呂敷に包んで届けてくれたランチョンマット。彼女はさりげなく「今回は“額縁仕立て”にしてみたよ。」
と言って帰りました。洋裁は、ボタン付がやっとの私は彼女の手仕事の細やかさに毎度の事ながら
驚きと感動を覚えます。額縁仕立てとは、「額縁のように見える裏布処理や後始末の仕方。生地の端を
額縁のように45度で折り込んで見た目をスッキリさせる。」とありました。縫い方の動画を見て、
裏布処理にこんなに手間をかけて作ってくれたんだと、縫われた一目一目まで愛おしく思えました。
“大切に使うよ。時々、裏も忘れずに見るようにするね。”
(オオタマミコ)

おつゆ…露

2023年8月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

少し休養中、辰巳芳子さんの「味覚日乗」を読み返しました。こんなに忘れている・・・と、
かえって新鮮な感覚でした。思えば琺瑯のお鍋や保存容器を購入した頃でしょうか。
辰巳さんの『“あなたのために”いのちを支えるスープ』の本と出会いました。ちょうど両親のささやかな介護を
していた時期でしたので、スープの冷めない距離に居る両親の元へ、
野菜を細かく刻んだミネストローネを届けていました。掲載されているスープは全てが理に適う一品ですが、
中でも玄米スープは、私にも手が届く安心感を与える煎汁です。気がつけば、介護をするのではなく、
される歳となり、私たち自身が特にスープ、汁物を必要と実感する機会が増えました。気持ちを新たに、
基本に戻り、まずは煮干しの出し汁を作る、玄米スープ用の玄米を煎ることから始めたいと思います。
前文の「スープに託す」文中に『おつゆ・・・露』と書かれています。なんと美しく、深い表現かと、
清々しく感服しました。
(イッコウ)

色彩の魔術師

2023年8月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

高校3年生の秋、友人の部屋の壁面にフランスの画家“アンリ・マティス”の『ダンス』の絵を描きました。
その後19歳でNYのMoMAで本物の『ダンス(Ⅰ)』を観たのが、マティスとの出会いです。
大好きな作家、原田マハ氏の作品『美しい墓』の題材となった『マグノリアのある静物』や、
切り絵もいつか見たい作品でした。そして今年、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展が開催されているので、
ワクワクしながら東京現代美術館へ。約150点にも及ぶ作品と色彩に心地よく圧倒されました。
晩年に取り組んだ切り絵は、原色の配置と組み合わせが衝撃!私の目に見えている作品と、
作品名が全然違うことにも刺激を受けました。普段はあまり買わないグッズも山のように購入したので、
しばらくマティスの世界に浸りたいと思います。
(サカイミワ)

山の恵み

2023年8月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

不安定な長雨が明けると、危険を感じる程の酷暑となりそれだけで日々疲弊してしまいます。
少しでも暑さを避けようと、近隣の山中にロッジ泊と山遊び体験に参加してきました。
釣ったヤマメをその場で焼いて食べたり、椎茸狩りを初体験しました。
菌床栽培というハウスでのキノコ栽培ですが、真夏でも冷たく澄んだ山水で育った立派な椎茸は、
とても肉厚でみずみずしく、スーパーで売られている物の約3倍はありそうです。ロッジに持ち帰った後、
炭火で水分が滲み出るまでじっくりと炙り、醤油を垂らしてかぶりつくと、
椎茸の風味がひろがりビールとの相性も最高でした。帰り際には、椎茸の栽培セットをいただいたので、
自宅で楽しみに育てたいと思います。その結果は、またご報告しますね。
(オオタヨウスケ)

危険な夏

2023年8月1日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

眩しい太陽、遠くで響くお祭りのお囃子の音、花火、蝉の声、キュウリの丸かじり、
アイスクリーム、プールに海、解放感を満喫する季節です・・・・でした。
大好きだったのは子供頃の夏で、昨今の夏は「一年で最も危険な季節」になってしまい、
各地で大雨の災害、局地的豪雨、強大化した台風、自然には絶対に勝てない空しさを感じます。
でもこんな風にしてしまったのは人間です。私見ですが、日本は他国、特にヨーロッパに比べて
地球温暖化対策に腰が重い印象があり、もどかしく感じることがあります。そんな中、
神奈川県に住む女子高生が「全ての県立高校の電力を自然エネルギーに変えたい」と賛同を呼びかけ、
2万4千人もの署名を集めて県知事に提出したそうです。この頼もしく逞しい若者達は
これはただの第一目標であり、この先も地球温暖化から未来を救う活動を続けるとのことです。
ぜひ県には彼女たちの熱意に応えてほしいと心から思います。
(アソウ)

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