今年2月、96歳で亡くなられた日本文学研究者のドナルド・キーンさん、日本名は鬼怒鳴門さん。
初めてテレビ番組で拝見した時、「なんて美しい日本語を話される方だろう。」と、
その穏やかな笑みと共に印象的でした。東日本大震災の直後に日本国籍を取得されました。
近代日本文学を数多く翻訳され、日本文学を世界に広く紹介されました。太平洋戦争末期の沖縄では、
多くの県民の方々に軍服は着ても武器は一切手にせず、降伏を勧められたそうです。
図書館でキーンさんの著作集に圧倒されながら“足利義政”、“室町時代”の
日本文化の基盤についての一冊を借りました。二度借りても読み終えてはいませんが、
この夏に九州国立博物館で開催される“室町将軍”には是非行きたいと思っています。
鬼怒鳴門さんに敬意を表して。
(いっこう)
お取引先の常務がご自身で釣り上げたという立派な鯛をいただきました。
大ぶりで締まった美しく輝く鯛を目の前に、どういただこうか・・・とレシピを思い浮かべます。
私は迷わず、「まずは鯛茶漬けにしよう！」と、きれいに頭と骨だけになったアラを、
火加減に注意しつつ、臭みが出ないように丁寧に出汁を取りました。少量の塩を加えただけの味付けですが、
味見をした瞬間思わず「はぁ〜」と溜息が出ました。軽く醤油漬けにした鯛の切り身を白米の上に盛り、
先程の出汁をかけていただきました。調理の手間などから、日本人の魚離れが度々話題になりますが、
こんなに素晴らしい海洋資源に恵まれた環境に生まれた事を心から幸せに感じました。
ちなみに、残りは冷凍して、後日クリームパスタ、鯛めし、アクアパッツァ、鯛のフライを作りました。
(オオタヨウスケ)
過去にご紹介したことがあるアンティークミルクガラスを蚤の市に出店することになりました。
蚤の市に買い物をしに行くことはあっても、出店する側になるのは初めて。
限られたスペースに、どうやって配置するのがいいのか、ポップを用意した方がいいのか。
値切り交渉があった時は、どこまで安くしてあげるのかなどなど、ワクワクドキドキの準備です。
300mの参道に陶磁器、書画、雑貨、古布、家具など、さまざまな物お店が約220店舗が並びます。
自分が気に入って集めたものなので、大切にしていただける人に渡るといいなーと願っています。
(サカイミワ)
物も人と同じように、年を重ねるごとに色合いや風合いが変わっていきます。
買ったばかりのピカピカもいいですが、使い込むことによって風合いが出る物に最近目がとまります。
きっかけは知り合いの方のお宅にあった茶筒。ピカピカの銅や真鍮製の茶筒が少しづつ酸化して
時が経つにつれて色が変化していくのを楽しむそうです。革製品などにもいえますが、
大事に手入れをして長く愛用すればけっして高いお買い物ではないのです。
ついついキッチンツールなども100均で・・・となってしまいますが、
良いものを長く大切に使うことを大事にしていきたいと思う今日この頃です。
もの同様、私自身もエイジングの変化を楽しめるような強い精神力もほしいものです。
（アソウ）
音楽のない人生は私にとって考えにくいですが、年代によって好みは変わっていきました。
しかし、ずっと聴き続けているのはビートルズ、山下達郎、坂本龍一かもしれません。
ビートルズは小学5年生の時に知り、ラジオにしがみついて聴きました。解散で落ち込み、
ジョン・レノンの訃報で号泣した記憶は遥か彼方ですが、想い出すと切なくなります。
60代で現役でライブを行っている同年代のミュージシャンの姿には、勇気をもらい、
私も頑張らなくてはと思います。その中でも、LIVEがあると必ず観に行くのは“山下達郎”です。
音楽に対する拘りと独自の制作姿勢から『音の職人』と言われ、流行にも時代にも媚びず、
自分を貫き、デビュー44年を迎えてもなお、古さを一切感じさせパフォーマンスに心が震えます。
一生現役でいて欲しいアーティストの一人です。
(オオタマミコ)
幼い頃の習い事以来ですが、フランス菓子教室に通い始めました。本やネットを見ながら、
自己流に作ることはありましたが、流石に勉強になることがいっぱい！原理や道具使いのコツなども分かって、
とっても楽しいです。1回目ダックワーズ生地にパイナップルのムースを挟んだ“ムース・オ・アナナス”、
2回目ブラックチェリーのタルト“タルトゥ・スリーズ”、
3回目ミントとチョコのムースケーキ“ショコラ・ドゥ・マントゥ”。レシピ数は何百とあるそうです。
私は年齢も生徒としても一番の下っ端なので、何でも挑戦！何度もトライ！トライ＆エラーとはこのこと！
出来上がったケーキを皆で食べて反省会をします。きっと自分でもう一度復習のために作るといいのでしょうが、
毎回ヘトヘトでまだそこまでは、、、プレゼント出来るぐらい上手になりますように！
※写真は8人分のムース・オ・アナナス。
(ミワ)
「しろしかねぇ。」と博多弁で呟くほど、ある歳までは正直、梅雨時を疎ましい季節と思っていました。
しかし、自分は自然の一部分、巡りくる日本の四季、そして与えられた日本の風土に生かされていることに
気づき始めました。『一粒百行』のご飯が本当に美味しい！と感謝するようになったことも影響しています。
田植えには欠かせない梅雨時、その名の通り立春に花をつけた梅の木に大きな青梅がたわわです。
たった一本の挿し木で育った紫陽花『墨田の花火』は、梅雨空に打ち上げ花火のようです。
何て粋な名前なのでしょう。名付人のセンスにも惹かれ、梅雨のひとときを味わい深く過ごすようになりました。
時の流れと日本の風土は人を寛容に導いてくれるのかもしれません。
(イッコウ)
先日、日本人にとって信じられないような嬉しいニュースがありました。バスケットボールの本場、
アメリカのNBAのドラフトで、日本人選手が史上初の1巡目に指名されたのです。その選手の名前は「八村 塁」。
NBAのドラフトで指名される人数は、毎年60名のみ。さらに、米国内の高校でプレイしている選手が
将来的にドラフト指名される確率は0.03%だそうです。しかも、彼がアメリカに渡ったのは高校を卒業してから。
大学での活躍が如何に圧倒的だったかが分かります。私は学生時代にバスケットボール部だった経験があり、
このニュースはとても興奮しました。さらにサッカーでは、若干18歳の久保建英選手が、
世界一のクラブと言われるスペインのレアル・マドリードへの移籍のニュースがありました。
令和元年からオリンピックに向けて、スポーツで熱くなりそうです。
(ヨウスケ)
スポーツジムで、定期的に足裏測定をしてもらえるのですが、左右バランスや浮き指になっていないかなど
チェックしてアドバイスして頂きます。足のトラブルから姿勢が歪み、腰痛やヒザ痛、肩こりなどに派生します。
今回の測定では、左右バランスは酷くなかったものの、アーチ（土踏まず）があまりない偏平足気味とのこと。
改善のためのインソールの使用、五本指ソックス、足指のグーチョキパー運動をしばらく続けたところ、
足の裏が痛くなる足底筋膜炎をはじめ、様々なトラブルが改善しました。
何より首痛がなくなったのもこれのおかげかも？と喜んでいます。外反母趾、偏平足などなど、
足のトラブル改善には自分の足裏を知ることはとても大切だそうなので、皆さまも機会があればぜひ！
（アソウ）
世の中、食パンブームだそうで家の近所の食パン専門店も予約なしでは購入できず、
最短で3週間後と言われビックリ！先日、友人からの贈り物で6,500円の高級食パンをいただき、
更にビックリ！！「食パン」正式名称は「主食用パン」または「本食パン」の略語だそうです。
食パンブームは関西から。日本で最もパン消費量が多いのは京都、次に神戸。一般的な街のパン屋さんは
100種類くらいのパンが用意されていますが、食パン専門店は食パンだけに徹底すればいいので効率がよく、
高級食パンは贈答などさまざまな用途もあるのでブームになった一因でしょう。数あるパン屋ですが、
やはり私はまず食パンを買ってみます。“そのまま”、“バターたっぷりトースト”、“具沢山のサンドウィッチ”、
“フレンチトースト”、“懐かしの揚げ耳”。食パンはやっぱり庶民価格で楽しませて欲しいです♡
(オオタマミコ)
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