スキンケアセラムでお手入れ！“たるみによるしわ”にアプローチ

真皮層の衰え

真皮層とは、大きく分けて3層から構成されている皮膚の真ん中にある組織で、これを形成しているのがコラーゲンとエラスチンという繊維成分です。これら繊維成分には保湿機能があり、お肌の弾力構造を支えていますが、加齢や糖化、紫外線によるダメージなどにより変性してしまいます。その結果、保湿機能が低下し、お肌のハリが失われてたるみが起こり、しわができやすくなって深く刻まれてしまうのです。

表情筋の衰え

顔も体と同じように筋肉があり、鍛えなければ筋力が衰えていきます。顔の筋力には表情をつくるための「表情筋」と、表情筋と骨の間に「深層筋」があり、これらの筋力が低下することで、たるみが起こってしわができるのです。

皮下脂肪の増加

顔の筋力が衰えると、皮下脂肪が増えていきます。そして、やがて大きくなってくると重力に耐えることができなくなり、垂れ下がっていきます。これが、“たるみによるしわ”につながるのです。

すでにある“たるみによるしわ”は消すことができないため、これからできないように予防することが大切です。そのためには、真皮層に存在するコラーゲンとエラスチンを守るために紫外線対策を行い、十分な睡眠とバランスの良い食事をとって、たるみの原因をつくらないことが大切です。

エイジングケアとしては、“保湿”が欠かせません。化粧水と乳液をたっぷり塗っているという方は多いかもしれませんが、保湿力を高めるためのプラスワンアイテムとして、スキンケアセラムを取り入れることをおすすめします。スキンケアセラムを気になる部分に塗布することで、集中的なケアが可能です。