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職人の目

2014年7月15日│カテゴリ - つぶやき , ブログ

世界中のどの土地にも人々の暮らしを支える道具があり、その道具を作る職人の方々にいつも心惹かれます。

私の住む博多には「博多曲物」と呼ばれる、木目の美しい伝統的生活道具があります。
300年の伝統を誇る曲物も、手軽に使えるプラスチック製品の普及から、
今では残すところ2件となりました。その博多曲物司である柴田徳五郎さん(86歳)が、
多難を乗り越えていける武器となったのは“職人の目”と“柔軟な発想”です。

樹齢150年~200年の高価な杉や檜だけでなく、モミの木に着目したり、
製品の素晴らしさを維持しながら新しい製法を率先して取り入れる。
それによって、今もなお素晴らしい生活道具が私たちの普段の生活にも息づくこととなっています。
『選んだ木材の木目が、思い通りの模様になった時が、最高に嬉しい瞬間やね。』
と語られる柴田さん。まさしく職人さんの言葉です。
道具から作り手の顔が見える。そんな物を大切にしていきたいですね。

(イッコウ)

イッコウ

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