避暑地へ
宮崎県高千穂町の標高1,200mの場所に、年間5ヵ月しか営業していないキャンプ場があります。
なかなか予約が取れない憧れの場所。私は、暑くて虫が多い6月~9月末までは絶対に行かない!
と決めていましたが、運よくキャンセルが出たので行ってきました。その日の平地の気温は34度。
標高1,200mでの昼間の設営の時は、さすがに汗をかきましたが、木陰はひんやり。夕方になると、
厚手の長袖長ズボンでないと寒いぐらいです。飛んでいる鳥も、浮かぶ雲も目下に望む場所で、
束の間の天国です。約35年前の8月の平均気温は27.1度だったそうです。今では、最低気温が
そのぐらいの気温ではないでしょうか。7月に暖かい焚火にあたりながら、満点の星空を眺め、翌日は現実の
猛暑の下界へと帰るのでした。年々進む温暖化。もうどうしようもないのかと改めて感じさせられます。
(サカイミワ)